2016年11月23日水曜日

フロントブレーキディスク交換

90km/h以上でフロントブレーキをかけると、ハンドル全体が振動(ジャダー)する、といった症状が出ており、これを改善するためにフロントディスクを交換。

症状としては1年ほど前から出ており、タイヤ(もちろんホイールバランスも調整済)を交換しても治らず。
車検時ではホイールベアリングを交換しても治らず。
次はもうブレーキディスクしかない、という事で今回交換する事に。

本当はもっと早く交換したかったけど、Webikeとかでいろんなメーカーを見ていても大体1枚3万円以上するんですよね。
しかも必要数が×2なので、部品代だけでも6万円以上するのでなかなか交換するまでには至っていませんでした。

そんな時、Amazonを見ていたらディスクロータを発見!!
しかも2枚セットで23,800円!!
アラシという聞いたことが無いメーカーでしたが、アマゾンの商品ページでは、

  • リーズナブルな価格ながら大手メーカー品と同等の品質
  • ディスクOMEメーカーの信頼ある製造ラインによって同工程によって製造

と書いてあったので、そんなに怪しくないかな?と思い、すぐ購入。
ZZR1100D型は直径320mmです。






今回も自分で作業するにあたり、次の2つの部品を購入。

1つ目は、アクスルシャフト自体がねじになっており、それを回転させるための22mmの六角ナット。
アマゾンで1個720円。



2つ目は、ディスクロータを止めているボルトにつける、ねじロック剤。
こちらもアマゾンで635円。





ここから作業に入ります。

まず、アンダーカウル、ブレーキキャリパー、フロントフェンダーを外します。
ブレーキキャリパーは、作業の邪魔にならないよう、フレームに紐で縛っておきます。
スピードメーターのケーブルも外しておきます。



次に、アクスルシャフトを固定している六角ボルトを、右側(アクセル側)だけ緩め、購入した六角ナットでアクスルシャフトを緩めていきます。
この時、左側(クラッチ側)のアクスルシャフト下の六角ボルトを緩めると、アクスルシャフトが供回りするので注意。
アクスルシャフトが緩んだら、マフラー下よりジャッキアップ(タイヤは浮かない程度でOK)後、左側の六角ボルトも緩めてシャフトを抜き、タイヤを外します。



タイヤからローターを外します。
ちょうどコンテナがあったので、その上で作業をします。



左側が外したサンスターのローターで、右側が今回購入したアラシのウェーブローター。



本来であれば、ディスクローター交換時は取り付けボルトも交換する事になっているようですが、今回は自己責任でボルトを再利用。
硬化したねじロック剤がボルトに付着しているので、キレイに取り除きます。
新品のディスクは錆び防止に油が塗ってあるので、ガソリンとパーツクリーナーで脱脂。
キレイになったボルトには新たにねじロック剤を塗布して、ディスクをホイールに取り付けます。



後は外した時と逆の手順で取り付けして完了!!



本来は、ディスク交換と同時にブレーキパットを交換する事が望ましいのですが、前回ブレーキパットを交換してから100kmほどしか走行していないので、今回はそのまま再利用。
ブレーキパット面は旧ロータ跡の段がついていたので、紙やすりで表面の段が無くなるまで削りました。

その後の試乗では、最初はブレーキの利きが安定するまでは様子を見ながら走行。
ブレーキの利きが戻ってきたら、今回の交換目的であるブレーキ時のジャダーを確認。

見事ジャダーが無くなっていました!!(ウレシイ!)